様々な場面で活用できる暖簾を製作するために必要なことについて

タグ: のれん

品質の高い防炎のれんをオーダーメイドで製作できます

防炎のれん必要性

マンションやビル、学校やホテルなど多くの人が集まるような施設では防炎設備を整えることが義務化されています。

もしもの火災の際にも完備していることで人の命を救うことができる可能性が高まるので、建物の管理者は忘れてはならない大切な設備になります。

一方で飲食店や旅館、温泉宿などの中には和風な建物と内装にしていることも少なくはありません。和風であれば採用する資材を防炎のれんにする方法もあり、お店や宿のイメージを損なうこともなくなります。

販売をしているお店を探せないという場合は、インターネットからのれんの
専門会社を調べることで老舗の会社を数社探すことができます。この中の会社ではネット通販のようにオーダーメイドでの防炎のれんを作ることができ、
下地となる色を決めて名入れを施す方法が最も基本的なオーダーメイドの方法です。

この範囲であればデザインを作らずに会社側には簡単に名入れを施す文字列やロゴなどを送信する方法になるので、決して難しい範囲ではありません。多少のぼかしを表現する方法もあり、生地部分と名入れ部分が不自然さを感じないようにぼかしの技術を使う方法であれば、防炎機能は勿論のこと品格を高めることにも役立ちます。

防炎が義務付けられている施設で使える新素材ののれん

大きな商業施設やホテル、映画館や病院などの施設では、防炎が義務付けられていることが多いので、消防法を確認した上で適切な防炎対策を行うことは必須になります。

無機質な資材を使った防炎資材も多数販売されており、インターネットからでも購入できますが、設置場所が和風スタイルの場合や、お洒落さを前面に出す施設や店舗の場合や、施設内のデザインに合わせたい場合では防炎のれんを採用することも推奨できます。

新素材の防炎のれん

のれんの場合でもインターネットから発注することができる会社があり、自由なデザインで製作を引き受けている会社もあるのでイメージ通りのデザインに仕上げることは簡単です。

以前は印刷をする部分は文字だけに限定されていたり、複数の色を使ったデザインでも仕上がりを綺麗に見せることが難しかった背景がありますが、現在では防炎シアリエステルを素材にしたのれんを使って発注を受け付けしている会社があるので、ぼかしだけではなく綺麗なグラデーションを用いたデザインであってもインクジェット印刷機で問題なく再現することを可能にしています。

この素材の場合、汚れが気になる場合は5回までであれば機能性を失うこともなく、色落ちの問題も生じないので、グラフィックデザインで作り出したデータをそのまま表現できる魅力があります。

天然綿素材のような適度な肉厚感と透けにくさ

防炎綿風スラブを使ったのれんは、自然な風合いの防災物品の一つです。
防炎新素材であり、日本防炎協会認定済みの防炎マーク対応で洗える防炎のれん生地などの特徴があります。不特定多数の人々が出入りするような施設、
高層建築物や地下街などのお店で使うのれんは防炎が義務付けられている防炎物品になります。

消防法の法律の中では、防炎生地を使ったものでなければならない、一般的な繊維のものはNGになっている施設も多くなっているようです。特に、病院や
ホテル、飲食店などのような多くの人々が利用するところは義務付けを守ることが経営者の役割になっているので注意が必要です。

防炎タグ縫い付け

ポリエステル素材は、繊維がとても丈夫で切れにくいことや他の繊維と比べると耐久性に優れているため
長期間使うのに最適です。洗濯しても縮むことはないですし型崩れもしにくいこと、高温度で染色が施されることから色落ちが少ない熱および太陽光による劣化も抑制できるメリットもあります。

ただ、独特の光沢感や手触りや質感が安っぽいなどの
デメリットは存在しており、防炎性脳がないなどの
デメリットを持っています。これに対して防炎綿風スラブは天然綿素材のような肉厚感や透けにくさなどを兼ね備えた防炎物品です。

麻風や綿風に見える2タイプの素材


のれんの素材の一つに麻風スラブと呼ぶものがありますが、これは生地の目が粗いのでインクジェット方式で印刷を行ったとき細かな柄の再現がしにくいこと、雰囲気重視の場合はともかく柄そのものを見るなどのこだわりには不向きな素材です。目の開きが大きいので仕切りとして使う際には透けすぎてしまうことも少なくありません。

防炎綿風スラブのれん

エステル麻の場合は、生地の目が詰まっているのでインクジェット方式で印刷を行ったとき絵柄の再現度が高いのですが、目が細かくて密度が濃いなどの理由から透け感や清涼感が感じにくくなりがちです。

防炎シアリエステルや防炎綿風スラブなどの素材ののれんは、これらのデメリットを感じさせない防炎物品に含まれるのれんです。

綿風スラブは綿風に見えるタイプでシアリエステルは麻風に見えるなど、それぞれの見え方にこだわりを持っている、しかも防炎物品でなければ利用できない施設などに最適dす。

ちなみに、人の出入りが多い施設などの場合は、埃などによりのれんが汚れてしまうことも少なくありません。利用している場所にもよりますが常にきれいにしておきたいときなど、これらの素材は洗濯後も防炎性能を維持する性能があるので安心です。

綿麻スラブクロスを使えば繊細な仕上がりに

自分たちの店舗のコンセプトに合ったのれんを作りたいと考えている企業担当者の中には、既存の布地では満足できないと感じている人も多いです。中には透け感や発色の良さを希望しているところもあります。

和風な中にもどこかモダンなイメージを取り入れ、オリジナリティあるのれんを作りたいと考えている人にピッタリといわれているのが、綿麻スラブクロスです。

綿麻スラブクロス素材

綿90・麻10パーセントの配合で作られた布地で、糸の太さに強弱があるため、風合いのある紬が特徴といえます。麻特有の透け感を大切にしているため、透け感と発色の良さを実感したい人にピッタリです。うっすらと透けて奥の風合いも見ることができるから、和のイメージを大切にしているお店の役に立つ可能性は高いといいます。

現在人気の高いポリエステル昇華転写よりもデリケートな表現が可能となっているから、他の店ではあまり表現できなかったデザインを実現可能です。風で揺らめくイメージも美しく、通りがかったお客さんの関心を引く可能性も高いといいます。

お店のイメージを大切にしたいと考えている人も、既存ののれんよりもワンランク上の物を作りたいと考えている人との相性も抜群です。

長年の老舗だからできること

京都のれんで提供している綿麻スラブクロスは、天然素材インクジェットプリントを使用することで驚くほど発色の良い物に仕上がります。発色がよく透け感が美しいため、外を完全に遮断するのではなく、外からも店の雰囲気をなんとなく感じることができるため、足を運んでみたくなるイメージに仕上がるのが特徴です。

天然素材インクジェットプリント

裏抜けは濃い色のみとなっているため、薄い色で上品に仕上げたいと考えている人にもピッタリといえます。外の景色と調和させながら自社のイメージを出したいと考えている人や、裏抜けしてもいいから発色の鮮やかな仕上がりにしたいと考えている人どちらの願いもかなえることができるのが、老舗である京都のれん株式会社です。

店舗のコンセプト上天然素材にこだわった布を使用してのれんを作りたいと考えている人や、発色がよく風に揺れた時の風合いの良さを楽しめる店にしたいと考えている
人にも相性がいいといえます。

京都のれん株式会社では、利用するお客さんのニーズに応じて快適な物を完成させることができるため、気軽に相談している企業担当者は多いです。特に集客率アップなどを目指している企業や、利用者の関心を高くするためのアイテムづくりもアドバイスしています。

 

和モダンを取り入れて清潔で落ち着いた印象に

和モダンというデザインは、おばあちゃんの家のような和の落ち着いた印象とともに、現代らしい洗練されたイメージを持ちます。そのため安心感と清潔感を得やすいデザインで、若い人でもお年寄りでも好ましく感じやすいデザインだと言えます。

店舗レイアウトを考えるときに、このデザインを目に入るところに設置すると、店舗の印象が良くなるでしょう。例えばのれんのように、お客様の目に
入るところに取り入れることで、お客様に「落ち着く」と感じてもらえ、
そのお店に長く滞在したり、また来たいと思ってもらえるはずです。

和風モダンのれん

のれんの使い方として、例えばお客様のいる店頭と従業員用のバックヤードとの間に設置して、「バックヤード」という現実感を消し、店舗の印象を損なうことなく行き来できます。

ほかには、カフェやレストランでお客様の席の間に長いのれんを設置しておいて、必要があれば席を分けたり、のれんを外して席をくっつけて大人数に対応したりできます。

この時に和モダンのデザインを選んでおけば、
席を分けるために下ろしてあっても圧迫感がなく落ち着く印象になりますし、「席を分けるため」という店舗側の理由ではなく、素敵なインテリアだと受け取ってもらえるでしょう。

懐かしさを出すことでリピーターを増やせる

人は、懐かしく落ち着いた印象の場所に何度も足を運びたくなるものです。
懐かしさの演出として、特にのれんを使うことが効果的です。ドアの代わりにもなりますし、仕切りやついたて、壁の代わりにも使えます。

のれんは押しても触れても重くなく、軽い手触りなので、小さな子どもや力の弱い人が簡単に動かして利用できるのもメリットです。のれんは昔の日本の家屋によく利用されていたので、懐かしさを感じる人は多いでしょうし、金額的にもそれほどかからないので、取り入れるのは簡単でしょう。こういった演出で得られるのは、大切なリピーターのお客様です。

例えばカフェは、お茶を飲んだり食事をしたりする場所ですが、落ち着いてゆっくりとする場所でもあります。カフェで雑誌を読んだり小説を読んだりするときに、なんとも落ち着かない印象のお店だと、飲んだり食べたりしたらすぐに退出したくなって、もう行きたくなくなってしまいます。

カフェでものれんが合う

友人と楽しくじっくり話したいのに、落ち着かないと本音も話せません。このように、カフェにはもちろんのこと、多くの店舗でインテリアにのれんを取り入れることで、落ち着いた印象を出し、また足を運んでくれる
リピーターさんを増やすことができます。

プライバシーを守れる空間

ワンルームだと玄関から部屋の中が丸見えになってしまうため、空間を仕切るために活用することをおすすめします。空間を仕切って、お客さんや宅配スタッフが玄関まで来ても、1人暮らしをする空間のプライバシーを守れます。

プライバシーを守る

のれんはおしゃれなものもあるため、インテリアとしても注目です。玄関の中が丸見えだと、玄関から人に見られるかもしれないと感じる方もいるため、落ち着かない方もいます。

扉がないワンルームでも、のれんをつかうことでプライバシーを守れます。また、扉がある場合でも、夏は扉を開けておきたい時に、のれんをつかうことで、過ごしやすくなる方もたくさんいます。

通気性に優れた商品もあるため、風もしっかりと感じられるようにした理、密閉されている場所が苦手な方も安心して過ごせるようになります。狭さを感じる部屋でも、いろんな工夫をすることによって、過ごしやすい空間に変えていくことができます。

ちょっとした工夫で魅力的な空間に変えていくことができるため、のれんに注目することで、予算内でお気に入りの場所に変わります。デザインにもこだわることができるため、幅広い世代が、気に入って使うことができる点にも注目です。

透過性や通気性にもこだわれる

ワンルームの空間を仕切るときに、壁のように重たい感じになってしまうことがないように、インテリアを意識しておしゃれなのれんを選択することをおすすめします。

おしゃれなのれんを選ぶことで、解放感も感じることができます。

例えば、ストリングのれんは、玄関から丸見えの状態を防ぐことができるだけではなく、部屋もおしゃれになります。細く編まれた複数のヒモを天井から吊るすだけなので、簡単に設置できますし、複数のヒモの隙間は少し見えるため、玄関や部屋が狭い環境に感じることのないように配慮できます。

使いやすいのれん

視界を完全にブロックするのではなく、透過性に優れた商品もあるため、上手に取り入れていき、部屋をすっきりとした空間にしつつ、プライバシーを守れるように工夫することをおすすめします。

のれんは、カラーバリエーションも豊富なので、いろんな商品情報を集めて、お気に入りの商品を見つけることができます。オンラインショップでも販売されているため、デザインにもこだわって選ぶことができますし、サイズの確認もしっかりと行ってから商品を購入できるようになります。

少し部屋を変化させたいときにも、天井から吊るして設置することをおすすめします。

 

インクジェットでお洒落なのれんを作ろう

商業施設ではもちろんのこと、昨今では一般家庭のインテリアとしても「のれん」は人気があるアイテムです。
雑貨店等でも多種多様な商品が販売されていますが、理想的な品物が見つからないということも多々あることでしょう。

そういう時はオーダーメイドをおこなえば良く、限りなく理想に近い商品を手にすることが可能です。

以前は一枚ずつ手で染めて製作するというのが主流でしたが、現在ではインクジェット印刷機を用いた方法となっています。
パソコンを使用なさる方なら一度は耳にしたことがある印刷スタイルですが、このプリンターの良いところはフルカラー対応という点です。

基本となる赤・黒・黄色の3つのインクを使用するため、あらゆる色を再現できるというわけです。

例えば濃淡を出したのれんが欲しいと思った時、以前のような手作業の染色では絞り染めという技法を駆使します。
これは非常に熟練した技術が必要で、希望に見合った濃淡が出ないこともあるほどです。

熟練の技が必要

ところがインクジェット印刷であれば、あらかじめパソコンでデザインをしておけば忠実に色再現が可能で、美しい濃淡を持つのれんをすぐに生産できます。

インクジェット印刷はお洒落なのれんつくりに打って付けの方法です。

北欧風のおしゃれなインテリアにもなる

2010年以降、日本国内では北欧ブームが訪れました。
食事や衣類にはじまり、今では住居内の装いにも北欧文化を取り入れている方が大勢いらっしゃいます。

のれんも例外ではなく、おしゃれなインテリアとして注目されており若い女性を中心に支持されているアイテムです。
この北欧風ののれんの特徴としては、モスグリーンカラーで複雑な幾何学模様が描かれているという点です。

この模様をのれんに再現するには、手作業ではとても難しいことでしょう。
絞り染めをおこなったあとに、職人が細かい幾何学を筆で描くとなると時間が掛かって高級な品という形でしか販売できません。

安価でどなたでも購入できるものでないと流行することがなく、それを可能にするには忠実に美しさをあらわせる生産法が必要です。

その生産法がインクジェットであり、高品質で安価なものが今は流通しているというわけです。
のれんはもともとは宣材アイテムとして活用されてきたものですが、インクジェットの普及でお洒落な品物が多くなったことで、インテリアにも採用されるほどになりました。

北欧文化を醸し出す逸品もそれであり、今後もさまざまなのれんがインクジェットで作られて流通していくことでしょう。

インクジェットでのれんを作る

安く購入するなら既製品

のれんはお店の屋号を知らせる、どんなサービスを提供しているのか
一目でわかる効果もありますし、日よけや間仕切りとしても活用できます。

専門店で購入するという方法もありますが、実店舗の専門店は
それほど多くありません。

そこで注目されているのが通販サイトで、全国どこからでも
注文できるのがメリットです。

のれん生地には風を防ぐ

通販で提供されている、のれんのデザインは実に豊富となっており
価格帯もリーズナブルなものから、やや高級なものまで
幅広く用意されています。

色柄や文字、イラストなども豊富に用意されていますので、
じっくりと比較して好みに合うものを選んでいきましょう。

より安く購入するのであれば、既製品から選んでみてはいかがでしょうか。

既製品の場合は、すでに完成されているので納期も早くなりますし、
比較的安価で提供されています。

既製品でも、素材やサイズも豊富に用意されていますので、
注文前には素材をチェックし計測もきちんとし、
設置したい場所にぴったりのものを選んでいきましょう。

既製品では凝ったデザインのものは少なくい傾向にありますが、
お店の玄関に飾るタイプから室内用などもあり、
欲しいときにすぐに入手できるのもメリットです。

オリジナルで作るなら

既製品の暖簾はすぐに入手できることや安く購入できることが
メリットですが、オリジナリティに欠けると考える人もいます。

既製品ではサイズの規格も決まっていますので、設置したい場所に
微妙にサイズが合わないということも珍しくありません。

そのような場合はオーダーメイドでオリジナルで作ることも
考えてみてはいかがでしょうか。

通販サイトでも、オーダーに対応しているお店は多くなっています。
オーダーであれば、色柄や素材、印刷方法などもより自由に
選ぶことができますし、写真つきのフルカラーなどにも対応できます。

データの入稿方法は業者ごとに違いがありますので、注文前には
よく確認しておきましょう。

のれんのデータ入稿

デザインの仕方がわからないという人もありますが、
のれん通販サイトによってはWEB上で誰もが手軽に
デザインできるサービスも用意されています。

こうしたサービスを利用すれば、素材や文字を選ぶだけなので
デザインの知識や技術がない人も、手軽にオリジナル暖簾を作成できます。

オリジナルで作るとなると、費用が高くなるというイメージも
ありますが、自分で作成すれば費用も安く抑えることができます。

販売価格はサイトごとに違いがありますので、
複数のサイトで比較してみることもおすすめです。

店舗などで掛ける際の製作のコツは

のれんは日本に古くからあるもので、生活に身近な日用品であったと同時に工芸品としての価値も備えています。

それぞれの時代にフィットする洒落た要素があって、インテリアを構成する一部であることは間違いありません。

自宅のインテリアとしてお洒落なものをかけて楽しむ方もいますが、一般的には、のれんといえばお店などの商業施設・店舗などで業務用に用いることが多いかと思います。

そのデザイン次第ではお店の印象を左右するため、製作にはこだわりたいところではないでしょうか。

のれんの製作へのこだわり

そこで、作る上でおさえておきたいコツを見ていきましょう。

まず、看板のようにそこだけ目立ってしまうというよりも、全体の空間とマッチさせることが必要です。
そこで「色選び」が大切になってきます。空間全体のトーンにフィットするもので、全体の色合いが整うものを選びましょう。

つまり主張しすぎず、かつ大切な役割を担ってもらうことが大切になるのです。

次が「イメージを合わせる」ことが必要です。
例えば、ちゃんこ屋さんのお店にイタリアンカフェ風ののれんが掛けられていたらイメージが合わなくなります。

店舗なら提供する商品やサービスのコンセプトに合ったものを用意することが大事です。

オリジナルを専門業者にオーダーする

のれんを製作する際には、専門業者にオーダーをすることが一般的です。

専門業者では素材・色・大きさなど多くの選択肢の中から選んで発注できるところが多く、デザインにしても自分で用意したものを使うことも、お願いすることも可能ですのでセンスに自信がないという場合でも安心して依頼することが出来ます。

自分で用意したものを入稿する際は、フォトショップやイラストレーターのデータの他、手書きなども受け付けてくれることが多いです。

手描きのデザイン

ただし、デザインまで依頼する場合は別料金が派生する可能性もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

素材は「綿」「麻」「綿麻混紡」などがありますが、その風合いによってだいぶ雰囲気が異なってきます。

また、機能面でも撥水や防炎加工が施されているのれんもありますので、掛ける場所によりそれらから選ぶことも必要でしょう。

色に関しては、日本独特の伝統色といわれるものを多く用意しているところも多く、色展開が豊富な中から選択する楽しみがあります。

また、のれんサイズのオーダーはどこまで可能か、確認しておきましょう。
セミオーダーなのか、それとも細かい単位で指定が可能なのかは事前に知っておくことが大切です。

「一見さんお断り」は上品なアイテムにしよう

「一見さんお断り」という言葉は京都市内にあるお茶屋さんや、
東京の神楽坂にある料亭でよく用いられる言葉です。

一般的な飲食店の場合、店側が入店客を選ぶということはありませんが、
長い歴史のある老舗だと店側が入店客を選ぶ場合があります。

この「一見さんお断り」とはそういった店の客に対する断り文句であり、
常連客の紹介がないと入店できませんという意味があります。

多くの店で「のれん」に記載するのが暗黙のルールとなっています。

のれんとは店の顔でもあるため、断りをするに至っても
品性を大事にすることが望まれます。

のれんの品性

新しくお断り文句を記載したのれんを作成する場合は、
この品性を大切にしたデザインにすることが大切です。

お茶屋であれば真っ白な麻生地に黒い文字で店の名を記し、
のれんの隅に断りを入れると上品ながらも凛とした姿を演出できます。

飲食店であれば紺・深い緑色が理想的で、真ん中に店名を記して
横に断りを入れましょう。

どちらも個別オーダーとなるので好きな色ののれんを
自由に選べますが、明るい色の生地だと初めて入店した方に対して
断り文句を入れていると申し訳無さが伝わらず、
相手の気分を害する恐れがあるので落ち着いた色を選ぶのが望ましいです。

家紋入りののれんは、2組タイプを選ぶと良い

1990年代後半に戦国武将ブームが訪れました。
この影響で家紋の人気も高まり、飲食店や着物店・和菓子屋など
数多くの商業施設でのれんに家紋を記すところも現れたほどです。

名前と同じく、それぞれ異なっている紋となっており、
のれんに記載する場合は個別オーダーメイドで注文する必要があるアイテムです。

この場合デザインもご自身で用意しなくてはいけませんが、
のれん制作会社によっては紋のデザイン画を用意している場合もあり、
ネット通販で注文をする際は予め用意されているデザイン画から
選んで受注することも可能です。

のれんというと一般的には1枚サイズで2つか3つのスリットを
入れているものになります。

のれんの形状

しかし、このタイプだと紋を入れると、顔となる紋が小さくなるので
おすすめはできません。

堂々とした紋を記載するには2枚組と呼ばれるものを選びましょう。

2枚組とは60~80cmサイズの生地を2組で成り立つもので、
真ん中に文字やイラストを入れた合わせ生地となります。

この合わせた部分に紋を入れれば、来店客が訪れた際に
丁度紋部分で出迎えられるという訳です。

店のシンボルが真ん中に記載されていることで、
来店客を快く迎え入れられることでしょう。

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén