古くから火災は大きな脅威であり、江戸時代には江戸城の天守まで被災するような被害を出したこともありました。

現在でも地震に伴う火災など、予期せぬ原因で被害が出る危険性は高く、とりわけ人の集まる商業施設や、避難や消火が難しい高層建築においては予防が必須です。

一般的な住宅においても、火災報知機の設置が義務化されていますが、実は消防法による規定は一般の住宅にも及んでおり、高さが31メートルを超えるマンションなどの共同住宅なら、室内のカーテンは防炎でなければならないのです。

カーテンが消防法の対象となるのは意外かもしれませんが、布製品は火災が起こると火が移りやすいので、戸建ての住宅であってもより安全性の高いものを用いることが防災につながります。

防炎の義務

同様に布製ののれんもその対象となりますが、火災予防上の支障が無ければ一般的な製品を用いることができるので、商業施設のテナントなどで利用する場合は、消防署などに問い合わせて確認する必要があるといえます。

とはいえ、多くの人が集まる施設内はより安全性の高い物を使用するに越したことはないので、京都のれんが販売する防炎のれんの導入を検討してみるのがいいでしょう。

安全性と利便性を備えた防炎のれんとは

のれんは開け閉めをする必要が無い間仕切りなので、空間が開放的に見えるだけでなく、両手がふさがった状態でスタッフが往来する厨房や、備品の出し入れが多いバックヤードにおいて非常に便利な道具といえます。

しかし、布製で火災の場合は引火するリスクのある道具でもあるため、火を使う厨房や熱を帯びやすい照明器具を使う舞台のそばなどでは、火災に備える必要があります。

その際には日本防炎協会が認定する性能基準を満たした製品を準備する必要がありますが、京都のれんなら5回までなら洗濯をしても性能が維持される特殊加工を施し、最高基準である(イ)マークを取得した製品が販売されています。

店先に掲げるものと違ってシンプルなデザインではありますが、清潔感のある白、温かみのあるクリーム色、暗い場所に馴染む黒の3色が展開されているので、設置場所に応じて選択することが可能です。

無地染めポリエステルのシワになりにくく洗いやすいという特徴も併せ持っているので、厨房や医院でも取り入れやすいです。防炎のれんながら価格帯も比較的安価なので、定期的な交換が必要な場合も無理なく使用できます。

のれんの便利さと安全性を両立するなら、京都のれんで製品を探してみてはいかがでしょうか。

防炎加工のれん